違法性
この記事はオンラインカジノ初心者向けに、ビットカジノの違法性について解説しています。

『興味はあるけど怖くて登録できない』『納得してから判断したい』そんなあなたのお役に立てれば幸いです。

ちえみ(姉)

こんにちは、ブログ管理人のちえみです。ビットカジノはスマホでも簡単にリアルマネープレイができるので、この日本でも興味を持たれる方も多く、今やたくさんの日本人がビットカジノでプレイしています。

あやめ(妹)

確かに興味はあるけどさ、ビットカジノって違法なんじゃないの?海外のサイトだからといっても、日本でお金を賭けてギャンブルしていいわけないじゃん?

オンラインカジノ初心者がまず最初に理解しておかないといけないのはその違法性です。

とはいえ、私が『日本でプレイしても大丈夫ですよ~』と言ったところで信用できないと思うので、ここでは信頼できるソースを交えながらビットカジノの違法性について解説していきます。

ビットカジノは違法?日本でプレイしても逮捕されない実情

あやめ(妹)

まず最初に聞きたいんだけどさ、『たくさんの日本人がビットカジノでプレイしてる』って言ってたけどそれは本当なの?

ちえみ(姉)

うん、もちろん本当よ。このブログのオンラインカジノランキングでも公開しているんだけど、この日本からビットカジノへのアクセス数は15万PVを超えているのよ。

正確な日本人プレイヤーの数はわからないけど、月に15万PVもあるんだから、たくさんの人がこの日本でビットカジノをやっていることは容易に想像できるわよね。

ビットカジノのデータ 2019/11
クリックで拡大できます

このデータは SimilarWeb というネットサービスを使えば誰でも取得することができます。

例えば上のデータは2020年1月のビットカジノのアクセス数を調べたものですが、ひと月の訪問者数は 1,061,000 PV あります。日本からのアクセスはそのうちの14.3%なので 15万1,723‬ PV となります。

あやめ(妹)

マジか…。私の知らないうちに、そんなにたくさんの日本人がビットカジノをプレイしていたんだ。

でも何で逮捕されないわけ?日本でギャンブルをやったら違法だってのは常識なのに。

ちえみ(姉)

それはいろんな理由があるのよ。じゃあ、具体的に説明していくわね。

日本にオンラインカジノの法律はない

日本でギャンブルをすれば賭博法によって裁かれるのは誰でも知っていると思いますが、賭博法は100年以上前に制定された『賭け麻雀』や『賭け花札』を取り締まるための法律となります。

当たり前ですが、当時はインターネットが存在していないため『じゃあ、インターネットを使った場合はどうなるの?』という部分に対応していません。

そもそも賭博法は胴元を取り締まるための法律であり、プレイヤーの罪はあくまでも付随的なものとなります。なので、刑法第186条第2項でプレイヤーは胴元と共に処罰されることが前提とされていて、胴元が処罰の対象でない場合、その対抗犯であるプレイヤーにも賭博罪が成立しないことになります。

あやめ(妹)

つまり、どういうことだってばよ?

ちえみ(姉)

賭博罪は、胴元とプレイヤーがセットになってはじめて成立する犯罪なのよ。

ビットカジノは海外の法律の下、真っ当にオンラインカジノを運営しているからプレイヤーにも賭博罪が適用できないというわけね。

必要的共犯の説明
あやめ(妹)

う~ん…。『法律が当てはめられない』って言いぶんは分かるけどさ、だからって合法なのは強引じゃない?プレイヤーは実際この日本で賭博をやってるんだからさ。

ちえみ(姉)

もちろん合法ではないわよ。どちらかと言えば『違法にできない』という感じだし、うまく法律の網をくぐるということになるわね。

オンラインカジノが合法か違法かという見解は、ネット上はもちろん専門家(弁護士)の間でも意見が分かれているので自分で判断するのは難しいと思います。

しかし、ビットカジノを日本でプレイしても逮捕されない理由というのは他にもまだあるので、総合的な判断をしてみてください。

インターネットには国境がない

日本の法律はインターネットができる前に制定されているので、実はネットを使った脱法行為というのは今や当たり前に存在していて生活に溶け込んでいるものもあります。

例えば、モザイクのかかっていないエッチな動画を閲覧しても、動画が置かれているサーバーが海外に置かれている場合は国内法で罰せられません。また、海外サーバーから配信されている電子書籍にも消費税がかからないといった租税回避地(タックスヘイブン)も国内法では罰せられません。

カドカワ代表取締役会長の川上量生氏は、ネットには治外法権があり、完全に取り締まるのであれば、中国のような大規模のアクセス規制が必要とコメントしています(当時はドワンゴ代表取締役及び会長)。

ネットでは国境があいまいな現状について川上氏は、「利用者が特に疑問をもたず『そういうものだ』と理解している」点や、今のままの状態でネットを使い続けた方が経済的合理性ありと認識されている点を指摘しています。またネットは自由で、国境で規制されるべきでないとのイデオロギーが利用者間に定着しているという。

利用者は居住国の法律で、またサービス提供者はサーバーの所在地の法律で、それぞれ縛られる。この環境下で、グーグルのようにグローバルな巨大ネット企業が影響力を増している。このような状況が、ネットの「治外法権」を生み出していると分析する。

海外にサーバー置くサイトは「治外法権」なのか 取締り方法は中国型の「アクセス制限」だけ より

あやめ(妹)

た、確かに…。私もモザイクなしの動画見てたけど逮捕されてないわ…。

ちえみ(姉)

そ、そうなの?まぁ、そのことは別にここで話さなくてもいいんだけど、とりあえずオンラインカジノも日本人の生活の一部になりつつあるってことね。

最初に言ったけど、ビットカジノだけでも日本からのアクセスが12万PV以上あるんだから、この日本でもオンラインカジノ産業がかなり進出しているのよ。

摘発が物理的に無理

現在の日本の警察は、海外サーバーへの捜査令状を取ることができません。つまり、オンラインカジノに個人情報のわかるアカウント ID や、賭け状況のわかるログファイルを開示させることができません。

政府機関、規制当局または執行機関に適用される法律または規制により要求がある場合はその限りではありませんが、現在の法律が変わらない限り無理な話です。もし、警察が日本人プレイヤーを取り締まるのであれば以下のような証拠を揃えなければなりません。

  • プレイヤーのアカウント ID
  • 住所や名前などの個人情報
  • 入金経路
  • 入金金額
  • 賭けが行われた時間
  • 賭けた金額
  • 儲けた金額
  • 出金経路
  • 出金金額

まず、アカウント ID を調べるところから不可能です。捜査令状のない警察がこれだけの証拠をそろえるのは物理的に無理な話なのです。

あやめ(妹)

サイバー捜査ってやつ?詳しくはわからないんだけど、ビットカジノのプレイヤーを摘発するのはそんなに難しいんだ?

ちえみ(姉)

難しいというか無理ね。個人としての国民がネットにアクセスしてビットカジノをプレイしても、技術的に管理、規制、取り締まることは絶対に不可能と言いきれるわ。

ただし、警察は証拠不十分でもむりやり逮捕することができます。この件に関しては、後ほどスマートライブカジノ事件で詳しくお話しします。

検察は100%勝てる事件しか起訴しない

日本の検察が起訴した事件というのは、99.9%以上の確率で有罪になります。これだけ高い有罪率になる理由は、100%勝てる事件しか起訴しないからに他なりません。

つまり、オンラインカジノのような合法・違法の判断が難しい事件では、裁判の意思を示せばほぼ100%起訴は取り下げられます。

検察が起訴をして無罪となれば警察と検察の責任ですが、逮捕しても起訴されないのであれば警察の責任です。検察のメンツを守るためには起訴猶予(不起訴)というのが絶対的に無難な選択となります。

あやめ(妹)

逮捕と起訴はどう違うのかな?その辺もよく分かんないんだけど?

ちえみ(姉)

『逮捕→起訴→裁判→判決』という流れよ。警察が逮捕して検察が起訴するかどうか判断するのだけど、オンラインカジノは法律的にあいまいで警察がそろえる証拠も完全ではないから、万が一逮捕されても起訴はされない(有罪にはならない)というわけ。

逆に言えば、検察が起訴しないことを警察もわかっているから、ビットカジノのプレイヤーには手を出せないのよ。

逮捕される?オンラインカジノの実情まとめ

ちえみ(姉)

話しが長くなってきたからここで一旦まとめてみるね。

  • 違法性はあるが、100年以上前に制定された賭博法ではオンラインカジノを犯罪として構成できない。
  • ネットを使った脱法行為はオンラインカジノ以外にもあり、それ全体を規制するのは現実的ではない。
  • 警察が証拠をそろえるのは物理的・技術的に不可能。
  • 検察は100%勝てる事件しか起訴しないので警察も手を出しづらい。
あやめ(妹)

なるほどねぇ~。だからこの日本でもたくさんの人がビットカジノをプレイしてるのか。

ちえみ(姉)

そうね。ここまで増えてしまった人を全員逮捕するっていうのも現実的じゃないしね。

オンラインカジノはビットカジノ以外にもあるんだけど、日本人の多いビットカジノなら安心してプレイできるって人は多いわよね。

逮捕事例からビットカジノの違法性に迫る

ビットカジノの違法性を知る上で知っておきたいのがスマートライブカジノ事件です。この業界では有名な話なので、ビットカジノをプレイされる方は是非とも続きを読んでみてください。

あやめ(妹)

スマートライブカジノ事件って何?まさか日本人が逮捕されたってやつ?

ちえみ(姉)

うん。2016年の話なんだけど、スマートライブカジノというオンラインカジノでプレイしていた日本人が逮捕された事件があるのよね。

この事件については不安な人も多いと思うから具体的に解説するわね。

スマートライブカジノ事件の概要

2016年3月10日に、国内で初めてオンラインカジノの日本人プレイヤーが逮捕されました。

海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、京都府警は10日、賭博(単純賭博)の疑いで埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営、関根健司(65)▽大阪府吹田市の無職、西田一秋(36)▽埼玉県東松山市のグラフィックデザイナー、中島悠貴(31)-の3容疑者を逮捕した。府警によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。

逮捕容疑は2月18~26日、会員制カジノサイトに接続、カードゲームで現金計約22万円を賭けたとしている。3人は容疑を認め、「海外サイトなら大丈夫だと思った」と話している。

利用された「スマートライブカジノ」は、英国に拠点を置く登録制のオンラインカジノ。日本語版サイトが平成26年9月ごろに開設されたとみられる。クレジットカードや電子マネーを使って賭けや払い戻しができる仕組み。日本人女性がディーラーを務め、日本語でチャットをしながらブラックジャックやルーレットなどのゲームができる。

産経ニュース-ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用 京都府警

海外のオンラインカジノでなぜ日本人プレイヤーは逮捕されたのか?

あやめ(妹)

いやいやいや、今まで話してきたことは何だったの?逮捕されてるじゃん?やっぱりビットカジノも危ないんじゃないの?

ちえみ(姉)

摘発が物理的に無理の項目で話した通り『警察は証拠不十分でもむりやり逮捕することができる』のよ。

スマートライブカジノの事件は日本で初めてオンラインカジノプレイヤーが逮捕された事件なのだけど、オンラインカジノのサービス開始(1994年)から25年で、後にも先にもこの事件だけなの。

25年の歴史の中でたったの1件。しかも、スマートライブカジノで遊んでいた日本人は他にもいたのに、この3人だけが逮捕されるのは明らかに異常です。

この事件は、増えすぎてしまった日本人プレイヤーを牽制するため裁判になる前に略式起訴で有罪にしようと警察がむりやり逮捕した事件だと考えられます。

略式起訴とは

通常は『逮捕→起訴→裁判』という流れになるのですが、100万円以下の罰金・科料に相当する事件の場合は、裁判になる前に簡略化した略式手続きで処分を終わらせることができる起訴のこと。

あやめ(妹)

う~ん。意味わかんない。

ちえみ(姉)

つまりこの場合は、検察が裁判で100%勝てそうにないと判断したから『罪を認めるなら軽い罰金ていどの刑で釈放にしてあげるよ』と持ちかけたのよ。

これによって2人は略式起訴を受け入れ、逮捕を不服とした1人は略式起訴を受け入れず、裁判に持ち込もうとしたら起訴は取り下げられた(無罪になった)のよ。

警察は、検察が起訴しないことを理解したうえで3人を逮捕し、『略式起訴にすることで日本人プレイヤーを抑制する』というシナリオを描いていたと考えられます。

しかし、1人の起訴が取り下げられたことで『オンラインカジノは合法』という認識も広がることになりました。

あやめ(妹)

で、結局ビットカジノは合法なの?違法なの?難しい話ばっかりでよく分かんなくなってきちゃったよ。

ちえみ(姉)

さっきも言ったけどなのよ。違法性がないとは言えないけど、逮捕はほぼ100%されない。万が一逮捕されたとしても起訴はされないという認識で良いよ。

何故3人だけが警察に目をつけられたの?

あやめ(妹)

でもさ、何でスマートライブカジノでこの3人だけが逮捕されちゃったのかな?他にも日本人プレイヤーはいたんでしょ?

ちえみ(姉)

そうね。ビットカジノをプレイするうえでも、その理由は知っておいた方が良いわね。

スマートライブカジノで日本人が逮捕された理由はいろいろとネット上で語られています。その中でも信ぴょう性があるのは以下の通りです。

  • 日本人限定のサービスだった
  • カジノの規模が小さかった
  • プレイヤー同士の賭け状況が見えた
  • ブログでプレイ履歴を公開していた

日本人限定・賭け状況が見えたというのは、日本人ディーラーがいたライブカジノのことです。日本語でチャットもできるテーブルだったので、爆発的な人気を呼んだのが逆に警察に目をつけられたようです。

スマートライブカジノの日本人女性ディーラー
日本語でできるライブチャットの様子

ただ、上の3つはカジノ側の話であり、なぜ3人だけが警察に目をつけられたのかというと『ブログでプレイ履歴を公開していたから』に他なりません。正しくは、プレイしているスクリーンショットにアカウント ID が写っていたから狙われたわけです。

現在でもアカウント ID が写っているブログや動画を晒している人もいるのでそれだけの証拠では逮捕されないとは思いますが、ビットカジノでプレイする場合は気をつけましょう。

あやめ(妹)

スマートライブカジノのような事件はそう簡単に起こらないとは思うけど、ビットカジノは警察に狙われたりするのかな?

ちえみ(姉)

ビットカジノは規模の大きなオンラインカジノだからね。そう簡単には警察も手を出せないでしょうね。

ビットカジノの違法性と信頼性

ビットカジノのライセンス
ビットカジノの詳細はサイトの最下部に記載されています。では、信頼できるカジノなのかを見てみましょう。

ビットカジノのゲーミングライセンス

ビットカジノのゲーミングライセンス

オンラインカジノを運営するにはライセンスが必要となります。ビットカジノはキュラソー島のライセンスを取得していて、上の画像は運営会社である mBetSolutions N.V.の記載がされています。

キャラソーライセンスは、ゲーミングライセンスの中でも大手カジノも取得している信頼できるライセンスです。。これだけでビットカジノが真っ当に運営していることがわかります。

運営会社の所在地とサーバーの所在地

ビットカジノの会社所在地
ビットカジノのサーバー所在地

ビットカジノの登記住所は Fransche Bloemweg 4, Willemstad, Curaçao。つまり国はオランダ領のキュラソー島となっています。

サーバーはアメリカのアリゾナ州にあるので、運営会社・サーバー共に海外のカジノ合法国にあり、日本でプレイしても問題ありません。

ビットカジノの違法性まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事は事実しか述べていないので、ビットカジノでプレイしても良いのか悪いのかの判断材料になれば幸いです。