

こんにちは、ちえみです。ルーレットは賭け方がたくさんあって、そのやり方で大きく勝率に関わってきます。ここでは初心者がかもにならないようにルーレットのルールや遊び方を解説していきます!

絶対勝ちたい!せめて損だけはしたくないからできるだけ詳しくオネシャス!
ルーレットとは

つーかさ、ルーレット初めてやるからテーブルに着くだけで緊張するんだけどさ、マジで1から…、いいえ、ゼロから教えてくんない?

うん、いいよ。(リゼロネタはスルー)
ルーレットはカジノの華で、『カジノの王』と呼ばれるバカラとならんで『カジノの女王』とも呼ばれます。世界中のどのカジノにも、もちろんどのオンラインカジノにも必ずあり、大変人気のあるゲームです。
ウィールと呼ばれる数字の書かれた回転盤にの中に、ディーラーがボールを投げ入れ、そのボールがウィールのどの数字ポケットに入るかをプレイヤーが予想するというのが基本的な遊び方です。
ルーレットの歴史
ルーレットの原型とされるものは、ルイ14世の時代のhocaというゲームと言われています。これが17世紀にルーレットに代わっていきました。
今のレイアウトは17世紀にフランスの哲学者パスカルが考案したとされており、19世紀のはじめには現在の形になったと言われてます。

めちゃくちゃ歴史のあるゲームなんだね。ロマンを感じる…。

そうね、それだけ古くからたくさんの人に愛されてきたゲームということよ。
ルーレットの種類
現在のルーレットには大きくわけて4種類のウィールがあり、『アメリカンルーレット』・『ヨーロピアンルーレット』・『マカオルーレット』・『メキシカンルーレット』にわけられます。
『マカオルーレット』と『メキシカンルーレット』はそれぞれ『アメリカンルーレット』と『ヨーロピアンルーレット』の派生なので、主流といえるのは『アメリカンルーレット』と『ヨーロピアンルーレット』の2種類で、どのカジノにもこちらの2種類がおかれていることが多いです。
ウィールに『0』と『00』があり、38個の数字で構成されているルーレット。
ウィールに『0』があり、37個の数字で構成されているルーレット。(00はない。)
ちなみに数字の『0』や『00』がお店の取り分とされていて、この数字をベットからはずして計算することで控除率を計算することができます。ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットのそれぞれの控除率とペイアウト率は以下の通りです。
控除率は5.3%、ペイアウト率94.7%
控除率は2.7%、ペイアウト率97.3%

勝ちやすいのは0が1つの(00がない)ヨーロピアンルーレットってことだね。

そうね。2%にも満たない差だけど、長くカジノで遊ぶなら積み重なって無視できない差になるからプレイする前に絶対種類を確認してね。
ルーレットのルール

ルーレットが歴史があってロマンあふれるゲームなのはわかったけど、実際にどうやってプレイすればいいの?

うん、じゃあまずはルーレットの基本的なルールから説明するね。
基本的なルール
ウィールの中にカジノディーラーがボールを投げ入れ、プレイヤーはそのボールの落ちる『数字・色・グループ』を予想して賭け金(チップ)を置きます。
ボールが入った入った数字が『あたり』となり、外れた賭け金はディーラーに回収され、当たった場合はそれぞれが配当がつけられます。

まあこれだけだとわかりにくいかもしれないから、ゲームのながれを順番に説明するね。

オナシャス!
ゲームの流れ
- ディーラーが『Place your bet.』(賭けてください)といったらゲームがスタート。
- プレイヤーがテーブル(ベッティングエリア)にチップを賭ける。
- ディーラーがウィールにボールを投げ入れます。この時点ではまだチップの賭ける場所を変えることやキャンセルすることも可能です。
- ディーラーが『No more bet.』(締め切ります)といったら、賭けが締め切られます。
- 外れたチップをディーラーが回収します。
- 当選したチップにはディーラーから配当が配られます。
- カジノディーラーがマーカーを外すと1ゲームが終了します。次の『Place your bet.』からまた新しいゲームのスタートです。

すごい、わかりやすい!一回おいたチップも締め切りの前なら、変更したりキャンセルしたりできるなんて知らなかった。

そうそう。高等テクニックだけど、投げ入れられたボールのうごき方をみてからベットする場所を決めたりもできるのよ。
ルーレットの賭け方

ゲームの流れがわかったところで、こんどはベットの仕方、代表的なチップの置き方について説明していくね。
インサイドベット
0~36までの数字にチップを置く賭け方で、図のピンクの枠内のエリアをインサイドベットと言います。まずはインサイド・ベットの代表的な賭け方を3つ紹介します。
ストレートアップ(1点賭け)
配当:36倍
ストレートアップは1つの数字にベットする方法で、0~36の全ての数字に賭けることが可能です。『シングルナンバー』とも言われます。当たる確率はルーレットの賭け方の中で一番低いですが、その分高配当となっています。
スプリットベット(2点賭け)
配当:18倍
スプリットベットは、隣同士の2つの数字にベットする方法です。ストレートアップと比べると勝率は2倍になりますが、配当も2分の1となります。
ストリートベット
配当:12倍
ストリートベットは縦1列の数字3つにベットする方法です。ストレートアップに比べると配当はもちろん減りますが、その分当たりやすくなります。

とりあえずインサイドベットはこんな感じかな、名前は徐々に覚えていけば良いとして『こんな賭け方があるんだ』って理解してもらえれば良いからね。

おけおけ!当たりやすさと配当の大きさを理解すればいいね。
アウトサイドベット
0~36の数字以外の場所にチップを置く賭け方で図のピンクの枠内をアウトサイドと言います。全体としてインサイドベットの賭け方と比べて配当は低めですが、当たる確率も高くなる賭け方ができます。
レッドブラック(赤黒賭け)
配当:2倍
レッドブラックは、赤と黒のどちらかの色に賭けるという極シンプルな賭け方です。ルーレットの賭け方の中で、もっともメジャーなものかもしれません。
オッドイーヴン(奇数・偶数掛け)
配当:2倍
オッドイーヴンは次の数字が奇数か偶数かに賭ける賭け方です。こちらもレッドブラックと同じく2倍配当となります。
ダズンベット(12点賭け)
配当:3倍
ダズンベットはセクションベットとも言われる、1~36の数字を1st12(1~12)、2nd12(13~24)、3rd12(25~36)の3つのグループにわけ、そのグループごとに賭ける賭け方です。
カラムベット(12点賭け)
配当:3倍
カラムベットは、ルーレットの数字部分を横に3分割し、上、中、下のそれぞれ12個の数字に賭ける賭け方です。

とりあえず、インサイドベットとアウトサイドベット、それぞれの代表的なものはこんな感じかな。実際にプレイするときは両方の賭け方を併用したりすることも可能よ。

うう、いっぱいあって目が回りそう…。とりあえずわかりやすそうなものからチャレンジしてみる。
勝てる方法はある?

ルーレットの遊び方や賭け方についてはわかった!けど、ぶっちゃけ勝てるの、勝てないの?

まあ気になるのはそこだよねw 少し解説していくね。
知っておきたい確率のお話
たとえばさきほども紹介した、ルーレットでもっともメジャーだといってもいい賭け方、レッドブラックでは、赤黒それぞれの確率はほぼ50%、つまり2分の1です。2分の1だと適当に賭けても、4連敗や5連敗はほとんどありえないと感じる人がほとんどかもしれません。
ですがその確率は具体的にはどれぐらいなのか、実際に以下にまとめてみました。
連敗数 | 1敗 | 2連敗 | 3連敗 | 4連敗 | 5連敗 | 6連敗 | 7連敗 | 8連敗 | 9連敗 | 10連敗 | 11連敗 | 12連敗 | 13連敗 | 14連敗 | 15連敗 | 16連敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
確率(%) | 50% | 25% | 12.5% | 6.25% | 3.13% | 1.56% | 0.78% | 0.39% | 0.2% | 0.1% | 0.05% | 0.025% | 0.0125% | 0.00625% | 0.00313% | 0.00156% |
確率(1/○) | 1/2 | 1/4 | 1/8 | 1/16 | 1/32 | 1/64 | 1/128 | 1/256 | 1/512 | 1/1024 | 1/2048 | 1/4096 | 1/8192 | 1/16384 | 1/32768 | 1/65536 |
こんな低い確率を引くなんてありえない!と思うかもしれませんが、ほぼ24時間ゲームが進行していて、ルーレットの数もかなり多いオンラインカジノでは、そもそものゲーム数(試行回数)が途方もない数になるので、決して起こりえない数字ではないのです。
ただここで注意するべきなのは、同じ50%の確率なので、16連敗する確率も16連勝する確率も同じだということです。

確かに、おこなわれているゲーム数を考えたら、6~10連敗ぐらいは普通にありえるかも…。

そうそう、その代わり連勝も起こり得るから爆勝ちもあるんだけどね。ただ負ける時は連敗じゃなくても5連敗→2連勝→7連敗という風に負けたりもするから、賭け方に注意は凄く必要だね。
そして、『確率』そのものの他に、より知っておいた方がいいことがあります。それは『確率の偏り』です。
たとえば、手元にサイコロがあったとして、このサイコロを振った時にそれぞれの目がでる確率は6分の1です。ですが、6回連続して振ったときにそれぞれの目が1回ずつでることは極めて珍しく、たいていどの目かが2回以上でるはずです。これが『確率の偏り』です。
これと同じことが、カジノでも起きています。例えば先ほど例にあげたレッドブラックですが、ゲーム終了時に赤と黒が綺麗に同じ回数だけ出ているルーレットはかなり珍しいですし、ましてや、赤と黒が一回ずつ最後までずっと交互にでるテーブルなどほとんど見ることはできないと思われます。

そうか、むしろある程度偏りがある状態こそが『普通』なのかも…。

うん、だからこそ『確率の偏り』とどうつきあっていくかが、ルーレットだけでなくカジノ全般において大切なんじゃないかな。
大多数の人間の心理として50%のゲームで片方が5連続で出たら次は逆に賭けたくなるかと思います。そしてそれが外れたら次はきっとくる、それも外れたら次こそは絶対…。とマーチンゲールなどで追ってしまう人も多いでしょう。
ですか、確率は往々にして偏りが生じ、それが大数の法則に収束するには大量の試行回数と今あるのと逆方向の偏りを必要とするのです。
ルーレットで熱くなってしまい、めちゃくちゃなベットを繰り返すとすぐ破産してしまいます。『確率と確率の偏り』とうまくつきあいつつ、ルーレットを『楽しむ』という気持ちでプレイすることが大切です。

わかった。つまり勝てるときもあるし負けるときもあるから、むきにならず楽しくプレイすることが大切なんだね。

そうそう、楽しいルーレットライフのためにも無理なプレイは厳禁だよ。楽しく健全なルーレットライフをみなさまが送れますように。